インストラクター証、レスキューパラシュートリガー、パラグライダーレスキューなどなど。
その中でも一番過酷なのがパラグライダーレスキュー。今日は京都のBIRDSにて、そのパラグライダーレスキューレベル2の更新講習会に参加していました。
朝一BIRDSのSHOPにて、挨拶もそこそこに「フライヤーがある地点で落下し木に引っかかったという想定」でGPSの座標を言い渡されます。参加メンバーはその座標を頼りに落下ポイントへ向かいます。もちろんそこは山の中。10㎏以上あるレスキュー道具の入ったザックを背負い急な山の斜面を登ります。
現地に着くと要救助者と想定した土のう袋が木の高い位置にぶら下がっています。各々休憩もそこそこに救助活動開始。ありきたりのシチュエーションではない場合もあり、想像力を働かせながら要救助者(土のう)を安全に地上に降ろすこと、そして道具も全て回収し自分も無事に地上に降り立つこと。こういった内容を繰り返しトレーニングします。
今回の講習では第1弾の回収が完了したところにさらに山の山頂付近でまた1機ツリーをしたという、なんとも過酷な課題が出されました。参加者は息つくひまもなく山頂まで登攀。登山に自信のない僕はここで相当参りました。
どうにかこうにか到着した第2地点では要救助者は完全に宙吊り。どこにも手が届かない。しかも要救助者は何も道具を持っていないという状況を想定。今回は実際にスタッフが宙吊りになりよりリアルなシチュエーションでのレスキューとなります。
登攀で体力が相当奪われている上に雪まで降り出してきて力はどんどんなくなっていきます。それでも要救助者を無事に降ろせなければ終わることはありません。すべてのメンバーが終わったのは日が暮れる1時間前とギリギリの工程でした。
僕は道具を使うことに関しては得意だけれど、とにかく体力の無さが問題。特に400mの直登攀は地獄だったー。
やっぱりもうちょっと体づくりをやらないとまずいと思った1日でした。
は~、体中が痛い( ;∀;)